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たけまつ's day by day


by Akio_Takematsu

ごあいさつ

「はじめの一歩」を歩み始めようとしていた矢先、健康だった父が突然、倒れ、薬石を尽くす間もなく永眠しました。
いっぱしの事業家だった父故、その後に整理、調整しなければならないことも多々あり、恐縮ながらブログの更新を休ませていただいておりました。

ようやく 少しずつは落ち着きを取り戻し、ようやく仕切り直し。
今は毎日を元気いっぱい、新たな道を切り開くべく過ごしております。

区切りをつけて、新しいブログを開設させていただきました。
また、私の会社のホームページも開設させていただきました。

ご心配をおかけしましたが、武松昭男、元気にしております。
そして「はじめの一歩」、今度は確実に歩み始めております。

これからも、よろしくお願いいたします。

武松昭男、新ブログへ
武松事業デザイン工房のホームページへ
# by akio_takematsu | 2008-08-10 12:29 | 日々

「はじめの一歩」へ

着々ととはいきませんが、仕事を立ち上げる準備をしています。
今はまだ詳しいことは申し上げられませんが、9月頃までには2つの仕事を起動させたいと思っています。

昨年4月以降、少しずつ「軌道」の準備をしていたのですが、その途中、自分の働き方や認識の甘さなどといったことを見つめ直さざるを得ないところにさしかかり、自分を見つめ直し、また、知っているようで知らなかった様々なことを勉強しなおしているうちに、2007年は早々と暮れていってしまいました。

でも、ようやくなんとか目鼻がついてきました。もちろん、ひとつとしてかたちになっているものはありませんが、事業のかたちが見えてきたのです。
今は、その発信源となる場所を特定すべく、不動産屋さんを巡り、一方で事業としての仕組みづくりをしています。

いつになったら動き出すんだとご心配をおかけしている方々には、なんでまたそんなことを始めるんだと、さらにご心配をおかけすることになるかもしれませんが、自分なりには勝算をもって臨んでいるところです。

一応、乞うご期待ということにさせてください。
# by akio_takematsu | 2008-02-07 14:34 | 街場に起業する

リサイクル社会への関門

KTさん、いつもありがとうございます。コメントへのお返しが遅くなってしまい、申し訳ありません。

また、少し長くなりそうなので、こちらに書かせていただきます。

今回の再生紙偽装の問題は、再生紙に対して、高い白色度や過剰に高い品質、低コストを求めた全ての人々(つまり、製紙会社、企業、消費者、国など)によって構造的に産み出されたもので、現況を考えれば、いつかはこうなるという、必然的な部分もあったのではないかと考えています。

例えば、環境負荷の少ない持続可能な社会を構築する施策として、環境に配慮した商品の調達を国などに義務づける「グリーン購入法」という法律があります。

(市町村は国に準ずるとありますので義務ではありませんが、横浜市はグリーン購入を実施しています)

ところが、この法律には、購入の判断基準(文具、紙など200を超える品目について)は設定していますが、その基準を満たしているかを国などが確認するという規定もなく、違反したところで罰則もありません。

ですから、グリーン購入法が購入する際に基準として定める「古紙配合率100%」「白色度70%」などという数字の中身を査証するということに関しては、もともといい加減だと言わざるを得ない。しかし、いい加減なものなのに、その数字をもとに、官公庁が、率先して購入を決めていくわけですから、民間、消費者も、それに習い、やがては流通する古紙の大半が、品質が担保されないまま(偽装しようとすれば簡単に偽装できる状態を放置したまま)のものになってしまう…今回の偽装事件は、そうした状況下に起こったものです。

製紙メーカーが主張しているように、古紙のリサイクルに、量・質とも限界があって、古紙の配合率が高ければいいというものでもない。回収された古紙をその質に適した紙に再利用しなければならない。たしかに、そうしたことも事実としてあります。また、紙の原料として不適切な古紙、例えばカーボン紙、紙コップ、紙製麺類容器、汚れの著しい紙、セロハンなど(禁忌品と称しています)の混入も依然としてあります。

しかし、だからといって、古紙配合率を偽装していいということにはなりません。

ただ、情報インフラの発達などにより、企業と消費者がお金と商品を交換するだけの一方的な関係から、双方向への関係になっていくこれからの時代を考えれば、私たち消費者が一方的な被害者として対応を待っているというのではなく、この状況を是正していくために、何らかの「参加」を実現していかなければならないとも思っています。

冒頭、述べたように、これは、国や企業だけでなく、消費者を含んだ構造的な問題です。解決には、私たち、紙の使用者=消費者の参加も重要なファクターになると思っています。
# by akio_takematsu | 2008-02-02 08:55 | 脱・使い捨て

とある日常

「屋内退避施設」の案内表示は、避難場所に指定されていた、とある小学校で撮影したもの。つまり、ここの子供たちは、こうした施設があることを日常として、育つということになります。
直接見たわけではわりませんが、小学校のどこかに、固く閉ざされた扉などがあるのかもしれません。もしかしたら避難訓練などもあるのかもしれません。

なんで原発なんてあるの?と、子供たちに聞かれたら、親御さんはどう答えているのでしょう。横浜に暮らす私は何と答えたらいいのでしょう…
# by akio_takematsu | 2008-01-23 13:43 | 時代へ

ある案内表示

ある案内表示_f0107489_526114.jpg
これは、中越地震発生の5日後、現地にお手伝いに行ったときに写した写真です。もちろん、柏崎市に原発があることは知っていましたが、この看板に出会うまで、どこか、そのことが意識の外にありました。

この街には、実際に「原子力災害」に見舞われる可能性があり、実際に「屋内退避施設」、つまりシェルターがあるのです。

私が横浜に暮らす日常で、外国からの核攻撃でも受けない限り、「原子力災害」に見舞われることもないでしょうし、だからこそ「屋内退避施設」の場所はどこかと確認しておく必要もないのです。

でも、この街は、戦争がなくても「原子力災害」に見舞われる可能性がある。しかも、この原発が停止したことで、電力供給が危ぶまれたのは横浜を含む首都圏だったのです。
# by akio_takematsu | 2008-01-23 13:26 | 時代へ